温室効果ガス温室効果ガス

フロンは強力な温室効果ガスです

「フロン」は“フルオロカーボン”の通称で、主に、クロロフルオロカーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)などを指して呼ばれています。フロンは、フッ素系のガスであることから世界的にはFガスと呼ばれています。

CFCやHCFCは、オゾン層を破壊する塩素を含んでおり、国際的に生産が規制されています。そのため、その後使われるようになったのがHFCです。

HFCは、オゾン層を破壊しませんが、CFCやHCFCと同様に地球温暖化に大きな影響を及ぼします。地球温暖化防止のための京都議定書では排出抑制の対象ガスになっています。しかし生産は規制されていないため、1990年代から冷媒や断熱材などに使われはじめ、今使われているフロンの主流となりました。

CFCなど地球温暖化係数が高いフロンほど非常に安定した物質で、ほとんどが人体にも無害です。しかし、オゾン層や地球温暖化の問題に対応して新たに開発されてきたフロンは、オゾン層破壊係数や地球温暖化係数が低く、逆に分解しやすい組成で、不安定な物質です。分解すると、フッ酸、トリフルオロ酢酸(TFA)などが発生します。これらは人体への毒性、水生生物などへの有害性などといったリスクがあり、どのような環境影響があるのかわかっていないことも多いのです。

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第一章 オゾン層ってなんだろう?

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