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2009/06/10 プレスリリース

プレスリリース 冷凍空調機器メーカーは「脱フロン」を目指し、積極的な姿勢を

プレスリリース
平成21年6月10日
特定非営利活動法人ストップ・フロン全国連絡会
代表 西薗大実
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冷凍空調機器メーカーは「見える化」「脱フロン」を目指し、業界一丸となって積極的な姿勢を!
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3月17日の産業構造審議会において、これまで公表されていた数値よりもはるかに上回る量のHFCフロンが機器の使用時に大気中に排出されていたことが明らかになりました。
このことを受け、ストップ・フロン全国連絡会では、冷凍空調機器のトップメーカーである16社に、今後の冷媒対策の方向性についての意向を尋ねる緊急アンケートを4月3日付けで送付し、12社からご回答をいただきました。このたびその集計結果がでましたので、ここにご報告いたします。ご回答をいただいた12社には厚く感謝申し上げます。4社にご回答いただけなかったことは誠に残念です。詳細の結果につきましては、今後ホームページで公表いたします。

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■アンケート結果について
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 内容として、まず、冷媒の低GWP化の意向をきいた。今回明らかとなった冷媒漏洩(使用時排出)と従前からの回収率低迷をふまえれば、将来的には低GWP冷媒への移行は必至と思われるが、一部に現行冷媒継続の方向性が見られたことは意外だった。大型吸収式機器や小型密閉式のものなどすでにノンフロン化している分野を除けば、すぐにはHFC系冷媒から抜け出しにくいことは理解できる、できるだけ早期に各社が技術開発を進める意欲を持つことを要望する。
また、漏洩に関してはメーカー各社の技術的課題のやり残しもあるとの回答があり、眼前の対策として期待したいが、そのことが高GWPのHFC系冷媒の延命の理由になるとは考えらない。
低GWP冷媒の方向性としていわゆる自然冷媒か、フッ素系新冷媒かとのご意向をきいたところ、半数程度が自然冷媒への方向性を目指していることを評価したい。技術的理由からフッ素系冷媒も視野に入れていることは理解できるが、実験室レベルでは問題がなくても、一般に大量に普及した場合、環境面をはじめさまざまな予測しえない負荷が生じる危険性(オゾン層破壊も温暖化も、まさにそのような問題)を考慮すれば、慎重に考えるべきである。
冷媒フロンの温室効果「見える化」に関する意向については、「見える化」推進、ランニングのカーボンフットプリントと合算しない冷媒排出CO2換算の独立表示、という方向が大勢を占めているので、その方向での一刻も早く、かつ効果的な実施を要望する。これについて1社が多くのコメントを付けているが、業界内の細かい調整は必要としても、今は業界一丸となって積極的な姿勢を示していただくことが最も重要と考える。

以上

参照:関連プレスリリース
◎2009年3月18日発表 プレスリリース全文  
<HFCフロン使用中の 大量漏洩に関する意見>
◎2008年11月27日発表 プレスリリース全文  
<京都議定書目標達成には業務用冷凍空調機器(コンビニ、スーパー等を含む)からのフロン類の回収の促進が急務>

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