コラムコラム

2007/04/30

これでいいの? 学校教育

先日、有る中学校へ出前講座に出かけた。事前打ち合わせの時に先生から「授業が受けられない子が各クラス3〜4人は居て廊下へ出てしまうのでその点ご了承下さい」と伝えられた。

休憩時間から教室に入って準備をしていた時、生徒の一人が自分のすぐ横の窓をさして「寒い、閉めて」と言う。どうして自分で閉めないのと思いながら見ていると先生が「ハイハイ」と閉めて居る。更に反対側でも・・先生「閉めなさい」・・生徒「御願いしますと言え」・・先生「ハイ御願いします」・・生徒「有り難うと言え」・・とのやりとりが・・。

何となく違和感を持ちながらも授業が始まる。十数分して後ろの方に陣取った数人が、 がやがやと私語を始める。「貴方一寸手伝って」と一人を前へ連れだし助手にする。暫くは静かになる。又、私語が始まる。前へ連れ出す。そんなことの繰り返しでとうとう一人も廊下をうろつくこともなく、2クラスを無事?に終了する。

この間、熱心にメモを取ったり、質問にもしっかり答える生徒もいる。玉石混交でこうした授業形態を続けることが果たして良いのだろうか。これが平等な教育と言うのだろうかと今も気に懸かっている。

5月20日

宮川琴枝/ストップフロン全国連絡会理事、滋賀県環境啓発アドバイザー

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